子育ての悩みはどこに相談すればいい？解決法やよくある悩みを紹介！

子育ての悩みをひとりで解決するのは、なかなか難しいものです。どこに相談すればよいのか悩んでいるという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、子育ての悩みを相談できる窓口やサービスをご紹介します。

子育ての悩みはひとりで抱えずに相談することが大切

子育ての悩みをひとりで抱えこんでいるだけでは、状況は改善しません。同年代の子どもを育てているママ友やパパ友と話をするだけでも心が軽くなります。

なお、厚生労働省の調査によると、親の約7割が子育ての悩みや不安があると回答しています。悩みの内容はさまざまですが、子育ての悩みや不安がある人は少なくないのです。

もっとも多いのは家計に関する悩みですが、「自分の自由な時間が持てない」「気持ちに余裕をもって子どもに接することができない」といった精神的な悩みも多いようです。

しつけに関する悩みを抱えている人も多く、「しつけの仕方が家庭内で一致しない」「しつけの仕方がわからない」といった悩みも見られます。

子育ての悩みによって解決法も異なります。どこに相談すればいいかわからないという場合は、無料で相談できる公的な窓口やサービスを利用してみましょう。主な相談先をご紹介していきます。

各地方自治体では、子育てに関する相談窓口を設けています。自治体によって窓口の名称は異なりますが、公式サイトに詳細が掲載されているので、居住地を管轄する役所の公式サイトで確認してみましょう。

たとえば、東京都港区には「子ども支援センター」という相談窓口があります。東京都豊島区であれば「子ども家庭支援センター」という窓口で子育て屋家庭に関する相談に対応しています。

児童相談所は、児童福祉専門の機関です。各都道府県に設けられており、子育ての悩みから児童虐待といったデリケートな問題まで幅広く対応しています。児童心理司や医師が在籍しているため、専門的なアドバイスを受けられるのも特徴です。

下記に連絡すれば、居住地域の児童相談所につながります。

連絡先：189（固定電話・携帯電話共通）

日本助産師会が運営する「子育て・女性健康支援センター」です。子育て、妊娠、出産などの悩みを助産師に相談できます。助産師は出産に関わる仕事というイメージもありますが、母親として主体的な育児ができるように支援するのも助産師の役目です。

支援センターの相談窓口は各都道府県にあります。受付対応時間は窓口によって異なるので、事前に確認しておきましょう。なお、来所相談だけではなく、訪問相談に対応している都道府県もあります。相談料金は基本無料です。

エンゼル110番は、森永コミュニケーションが運営している電話相談窓口です。森永乳業のグループ企業ですが、授乳や食事、しつけなど、育児に関するさまざまな相談に対応しています。相談料金は無料で、相談時間は30分程度となっています。

連絡先：0800-5555-110

10時～14時まで（日祝日と年末年始は除く）

育児相談電話は、日本保育協会が運営する電話相談窓口です。保健師や元保育園長などの専門家が、子育て全般の悩み相談に対応しています。相談は無料で、相談時間は1人30分程度です。

連絡先：03-3222-2120

10時～12時、13時～16時（土日祝・年末年始除く）

よりそいホットラインは、社会的包摂サポートセンターが運営する相談窓口です。育児や家族間の悩み、お金に関する悩みなどに専門の相談員が対応します。

連絡先：0120-279-338

コーチングは、自己と他者の理解をサポートする素晴らしいコミュニケーション技術です。

「子どものことがわからない」「対処方法に悩んでいる」という人は多いと思いますが、そもそも子どもは自分自身の欲求を認識して相手に伝える方法を持ち合わせていません。

そのため、欲求を子ども自身が理解できるようにしたうえで、実現に向けてどうすれば良いのかを考える力を養う必要があります。

このプロセスは、子どもをサポートする親が抱えている欲求を理解し、それに向かって再挑戦するという稀有な機会も提供してくれます。まさに「子育ては親育て」と言えるのです。

子育てに悩みは、子どもの可能性に出会う機会であると同時に、自分らしく生きたいという思いに気づき、叶えるチャンスにもなりります。

コーチングでは、このようなプロセスやチャンスをサポートしながら、子育ての悩みを根本的に解決していきます。

子育てに関する悩みの相談的に迷った場合は、自治体や各種団体が運営する無料相談を利用してみみましょう。対応時間は限られますが、基本的には無料で利用できるため、気軽に子育ての悩みを相談することができます。

時間をかけて悩みの根本から解消したい場合は、コーチングを利用するのも、ひとつの方法です。コーチングなら、子供の特性や自身との相性などを明確に指摘してもらうこともできます。